ウガンダの北東部カラモジャ地域は半乾燥地域であるため、乾季の水不足が深刻で、農業生産が限られています。
さらに、2022年に始まったウクライナ危機によるアフリカ地域での食料価格高騰が、貧困層の方々の生活を窮地に追いやりました。
このような状況を受けテラ・ルネッサンスでは、この地域の人々が食料を持続的に生産し、同時に生計を向上するために、2023年より灌漑農業を通した自立支援プロジェクトを実施しています。
この冬、私たちは「誰も取り残さない」ための新たな挑戦を続けます。 カラモジャで進む灌漑農業を通じた自立支援プロジェクト 。 その歩みを、支援の最前線で活動する駐在員の川島が、日本の皆様に直接お伝えします。
日時: 2025年12月19日(金) 19:00~20:30
場所:GOLDEN EGGインキュベーションスペース(東京)
参加費:学生500円 一般1500円
定員:60名
【こんな方におすすめです】
・国際協力や平和構築の「リアルな現場」を知りたい方
・カラモジャの「今」と、現地の人々の声に関心がある方
・自分の寄付や支援が、どのように現地で活かされるのか具体的に知りたい方
・テラ・ルネッサンスの活動を応援してくださっている、または関心のある方
・社会のために、何か自分にできることを見つけたいと思っている方
【こんな話をします】
・カラモジャの飢餓と貧困の実態とは?
・「援助依存から自立へ」カラモジャの人々が切り開いた道のり
・カラモジャ自立支援プロジェクトの「今」
・カラモジャの人々の声と駐在員の想い
【カラモジャ事業について】
2023年、貯水池の掘削工事から始まった灌漑農業。今では荒野だった土地に果実が実っています。トウモロコシや豆といった穀物、さらにはトマトやナス、玉ねぎなども収穫できるようになりました。
同時に、食糧生産を次の世代に繋げるための種子管理の方法を伝えたり、村人たちが支援を受け続けるだけでなく、自立するためのマインドトレーニングを行ってきました。
プロジェクト3年目となる今年は、灌漑農業に加えて、農業用貯水池での養殖プロジェクトを開始しました。8月の豪雨では、せっかく放流した稚魚の一部が流失するというハプニングに遭うなど、一筋縄ではいきませんが、現場では日々、さまざまな課題を乗り越えるべく、知恵と工夫でたたかっています。
今回のイベントでは、駐在員の川島が登壇。 なぜ今、カラモジャへの支援が必要なのか。飢餓と貧困の連鎖を断ち切るために 、私たちが「今」やらなければならないこと、そして皆様からの支援がどのような力になるのか、現地の声と共にお伝えします。
■冬季募金キャンペーン2025 『紛争を、終わらせる。 ~その歩みを止めないために~』
本イベントは、上記キャンペーンの一環として開催するイベントです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【登壇者プロフィール】
川島 綾香(かわしま あやか)/海外事業部 アフリカ事業 ブルンジ・カラモジャ事務所長
1993年高知県出身。立命館大学卒業後、テラ・ルネッサンスにて1年半修業。その後、JICA海外協力隊として2年間ウガンダ派遣、アフリカスタートアップ、民間企業営業職を経て2021年11月よりテラ・ルネッサンス職員としてブルンジ共和国駐在。2025年8月よりカラモジャ事務局長を兼任。
以下のPeatixページよりお申し込みください。
https://karamoja2025terra.peatix.com/
<お問い合わせ>
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
TEL:075-741-8786
メール: contact@terra-r.jp
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